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国設知床野営場 知床観光の拠点に利用しました

オホーツクエリア

おばんでーす、マンマ(@manma1020)です

今回ご紹介するのは世界自然遺産のある知床のある町、斜里町にあります国設知床野営場です。

知床へは世界遺産になる前から観光で何度も訪れていますが、キャンプでは初めて訪れました。

この記事には

✅国設知床野営場を利用してみて感想と設備紹介
✅知床観光と自然(知床八景あり)
✅野生動物と共存するとは

が書いてあります

まず知床へ行く前に読んで下さい

はじめまして、北海道で年中キャンプしながら当ブログの管理者もしているマンマと申します

まずはじめに簡単に我が家の紹介をしたいと思います。

興味の無い方は下にスクロールしてください

 

マンマ家のプロフィール

・2006年: 結婚
・2007年: この年から道内の道の駅と市町村を巡り始める
・2008年: 道内全市町村巡り制覇・道の駅は98%終了
・2010年: 息子こた誕生
・2014年: ファミリーキャンプ開始
・2016年: マンマ ソロキャンプデビューが完ソロで大雨
・2017年: マンマ 冬キャンプデビュー-16℃
・2020年: 北海道キャンプブログ『マンマのまんまでいいべさ』運営開始
・2021年: ファミキャン及びソロキャンプで約80か所のキャンプ場を利用

2014年カタログギフトで鹿番長のキャンプイスを購入したのをきっかけにキャンプにはまってしまいました。
元々、夫婦共々幼少期はキャンプや海水浴によく行っていたので虫やアウトドアには抵抗はありませんでしたし、旅行も好きだったので、ホテルや旅館に泊まるならテントでとまった方が安いという事になりました。


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国設知床野営場

斜里町のウトロ地区にある温泉街の端に野営場はあります。

とても森深い場所だけど、孤独な感じは一切しない場所。
野営場の奥は夕陽のビュースポットになっている『夕陽台』があり、ウトロの街並みを一望できます。
夕陽台のある崖側には電気柵はないがそれ以外をぐるりと電気柵で囲まれている。

国設知床野営場の押さえたいポイント

✅熊対策
✅環境を守るバイオトイレ
✅温泉が近い
✅知床八景 夕陽台

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設備紹介や利用してみて感じた事

管理棟にて受付

我が家が自宅を出発したのはAM2:30
ウトロに到着したのは9:00頃
道の駅や世界遺産センターを見学しても時間を余し野営場到着は10:00

事前に設営場所を見ようかなと見学させてもらおうと管理人さんに声をかけたところ「もういいよ!」との事で思いがけず少し早めにチェックインができました!

チェックイン

11:00-19:00

チェックアウト

11:00

大人・高校生小中学生
テントサイト500円300円
デイキャンプ300円100円
2名用4名用
ケビン3,200円4,000円

ここの管理人さんがなかなか面白い方で

『クマがさっき木に登ってたから気を付けてな!』

『鹿もそこら中にいるから』

鹿は本当かもだが、熊が木に登っているのは冗談だろうけど、リアルに聞こえてくる。
なんとも絶妙な気持ちにしてくれた(笑)
でも後に紹介する『とれんベア』が熊の存在をより近くに感じることができた。

ここの野営場は奥にある車を横付けできるオートサイトのような場所と、車の乗り入れのできないテントサイトがあり、すでに車横付けできる所は先客が数組いたので、テントサイト中央の顔マークあたりに設営。
特に荷運びには苦労しない程度の距離でした。

写真じゃわかりづらいけど野営場の木はとにかくでかくて太い!!このレベルの木はあまり見たことがなく相当樹齢がいっていると予想。
下の方が保護されている木が所々あり、鹿から木を守るための対策だろうか?

平坦ではあるが所々傾斜もあります。
鹿の糞も注意!

ケビン

ケビンは2名用と4名用に分かれております。

2名用

2名用ケビンは畳2枚と少しの広さ

4名用

4名用ケビンは2段ベット2台と畳2枚分のスペースがあります

炊事場

照明は夜間も常時点灯している。
水しか出ないがきれいにされていて炊事するには十分すぎるくらい。
蛇口はスタンダードな捻ると出るタイプ

バイオトイレ

当時は一番左だけ使用可

バイオトイレが3基ありますがうち二つは故障中。

バイオトイレ内部

内部は広い。
便器に座ってみるとわかるが、赤線部分がなかなか邪魔くさく、前進守備をしなければならない。
足の長い人なら苦でもないと思うが僕のような短足や背の小さい子供などは違和感満載である。
しっかり座っているのになぜか前進守備・・・もういいか。
(直ってるかもだけど鍵を閉めても戸が開いちゃうから注意ね)

あっ!管理棟のおじさんも言ってたな。

『お世辞でも使いやすいとは言えないし、臭いよ(笑)』

って(笑)
確かに臭い。

バイオトイレとは微生物の力で排泄物を分解・処理するトイレ

水を使わないで排泄物を処理できるので、汚水による土壌や水質への影響を抑えることができます。

バイオトイレの隣には簡易トイレもあります。

ゴミステーション とれんベア

『とれんベア』とはヒグマにゴミを荒らされないように作られた頑丈なゴミステーションです
ヒグマが開けられないような構造になっています。

取っ手の中のレバーを押し上げて扉を開けます。

ゴミは危険なヒグマを作り出します。
”とれんベア”は人とヒグマの共存を目的に開発されました。
ゴミをヒグマに荒らされないようにゴミを入れた後は扉を確実に閉めてください

とれんベアより引用

夕陽台 知床八景

野営場の奥には夕陽台というその名の通りの夕陽のスポットがあります。
夕陽台からはオホーツク海が一望できウトロ漁港にそびえる高さ60mのオロンコ岩も見下ろせます
実はオロンコ岩には階段が設置されており上がることが可能です。
(10年前くらいに訪れたときに上がってみました、高所恐怖症の妻は上がれませんでした)

ウトロ漁港からは観光船が出ており知床岬方面へ行けます。
(16年前の初知床一人旅の際、観光船に乗りました)

日没時刻近くになると続々と人が集まってきましたが、あいにく利用した時は曇りで、夕焼けは見れず。

温泉が近くにある

国設知床野営場の周りは温泉街です
日帰り入浴のできるホテルもありますが、日帰り入浴料が1000円以上と高かったり、コロナ禍で中止してるところもあります。

今回ご紹介するのは【夕陽台の湯】です
野営場から歩いても5分以内で行けますし家族3人でも1250円で入れる公営温泉です
温泉にコストを掛けたくない方は必見です。

大人小人
利用料500円250円

泉質はナトリウム塩化物・炭酸水素塩泉
適応としては、神経痛・筋肉痛・五十肩・関節のこわばり・慢性消化器病・冷え性・疲労回復・切り傷・火傷など。

営業時間14:00~20:00(受付19:30終了)

チェックポイント

コロナウイルス感染症の影響により休止したり、入場制限・時短営業になる事も予想されますので野営場管理棟などで事前に聞くと良いですね

夕陽台の湯の良きところ・イマイチなところところ
  • 浴槽が狭い(少し混んでくると落ち着かないかも)
  • ドライヤーが脱衣所に無い(休憩所横にドライヤー1台男女共用)
  • 利用人数が多い時は整理券が配られ並ぶ
  • 家族3人(大人2小人1で1250円)でもなまら安い
  • 野営場から徒歩で行ける。

我が家は夕方前に利用したので混雑とは無縁でのんびり入浴できました。
ハイシーズンはきっとそうはいきませんね

知床周辺観光と自然

今回、国設知床野営場を拠点に知床観光をした所をご紹介

ここ知床は北海道でも最もヒグマが生息している地域でそこら中に注意喚起の看板があります。
僕も昔、知床峠でヒグマが道路を歩いているのを目撃しているし、ウトロ地区の住宅の庭に鹿が置物のように立っていたのも見たことがある。

道の駅ウトロシリエトク

知床観光をするならまずはココ!


知床に関する情報がなんでも揃います。
また、地元で獲れた魚なども販売しており、観光の最初と最後に来たい場所ですね

道の駅の隣には知床世界遺産センターがあり、知床の自然や野生動物に関するルールや注意事項が学べます。

野生動物を見つけても


車から降りない
近づかない
エサをやらない

は基本です。

エサやりがヒグマを…。
どうなったかは【ソーセージ ヒグマ】で検索できます

知床五湖(一湖) 知床八景

駐車場から一湖のルートは高架木道で地上から数m高くなっているし電気柵もあるので安全に歩けますよ。
高架木道で往復1.6㎞ 40分程度

名前の通り、五つの湖がありますが、一湖~五湖すべて見学するためには3㎞程度歩きます。
また、登録引率者に登録されたガイドによるツアー(有料・要予約)に参加することで地上遊歩道を利用できます。

カムイワッカ湯の滝 知床八景

この水、温泉なんです30℃程度なので温まるとかはできないかもだし、泉質は強酸性なのでお肌の弱い人は注意です。
終わったら真水で洗いましょう

水深は30-40㎝くらいのところもあります。

ここはヒグマの生息地のど真ん中です。
知床五湖に行く途中に横道に入り、そこから20分程砂利道です。
少し怖くなって途中で戻ろうとも思ったけど、道も狭いので戻れず。
『ほんとにこの先なの?』って思うくらい遠く感じました。
時々スライドする車が唯一の光でした。
こんなところで車が故障したりしたら孤独すぎて絶望ですね。
車のメンテナンスは万全に。

オシンコシンの滝 知床八景

斜里から国道334号線をウトロ方面へ目指すと、最初に現れる人気のスポット
知床八景のひとつに数えられ、知床最大の滝です。

アイヌ語で「エゾマツが群生するところ」という意味の「オ・シュンク・ウシ」から由来します

途中で水の流れが2手に分かれていることから「双美の滝」とも呼ばれることも。落差があることで生まれる迫力と、大きく2つに広がる水の流れの美しさから日本の滝100選にも選定されています。
【駐車場】有り(無料)
【料金】無料

まとめ

この記事のまとめ
国設知床野営場は知床八景である夕陽台があります。
熊の出没に備え、電気柵とれんベアなどの熊対策もされています
(後は利用者が食べ物の管理をしっかりすること。)

バイオトイレは環境にやさしいが利用者は使いづらいかもです・・・。

朝早くのカラスの大合唱
木の下にテント設営したらカラスが飛び立つたびに小枝など降ってきました

リーズナブルな価格の公営温泉が徒歩圏内にあります

したっけ、また!

マンマでした!

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