黒錆加工の仕方
研いで脱脂
まずは錆びていたら錆を落としましょう。
さびが残っている所には黒錆は加工しずらいのです。
砥石でもいいし、耐水ペーパーでもOK
その後、刃の表面の脂分をとるため無水エタノールがあればそれで、なければ中性洗剤できれいに洗います。
紅茶とお酢で黒錆液を作る
刃の入る容器(コーン缶やペットボトルでOK)に紅茶パック2つとお酢150ccとお湯600cc入れてます

チェックポイント
お酢150ccとお湯600ccと書いてありますが、あくまで目安です。
容器に紅茶7-8分目、お酢は2-3分目な割合がわかりやすいかな
因みに紅茶は、お安い紅茶パックで、お酢は自宅で使っているものでOK



僕は黒錆加工以外に紅茶は使わないので
残りは妻に使ってもらいました
黒錆液に刃をダイブ!!
刃が外せない場合は柄ごといれます。


液に漬け込んだ直後から泡が出てきて化学反応(?)が起こっています。
1時間ほど放置しましょう
完成
1時間後。
あとは乾いてから水洗いでおわり
チェックポイント
刃を触る時は手ではなくトングなどの物が良いです
理由としてせっかく黒錆加工したのに手で触るとその部分だけ加工が薄くなってしまうのです。
なのでトングでつまんで、ひもで吊るして乾かすと良いでしょう。
柄ごと漬け込むと使いづらくなる可能性の理由
ポイント
キャンプで使って洗った後、ナイフの刃が開きづらかった経験ありませんか?
ピンを外さず、柄ごと漬け込ませた場合、柄が水を吸って膨張してしまって刃の出し入れしづらい状態になることがあります。

キャンプで使って洗う度に刃が開き辛くなるので、ヤスリがけした方が後々楽です。
組み立てる

あとは分解した時と逆の手順で組み立てて完了です。
カーボンスチール製とステンレス製では手入れの大変さが大きく違い、カーボンスチール製は手入れが大変な分、愛着が沸き、刃を砥ぐ技術も身に付きます。

手軽に使いたい方はステンレス製をおすすめします。
渋々でマットでブラックなカスタムをしたい方は カーボンスチール製をおすすめします
切れ味はほぼ変わりないように感じますが素材の硬度的にステンレス製ですね。

総合的に見て、個人的には最初はステンレス製をおすすめしますよ
まとめ


コメント
黒錆加工なんてあるんですね。
オピネル使ったことがないもので初めて知りました。
包丁の赤錆防止にも使えるかな。
斧がなくても薪は割れるバトニング方法、期待しています。
それとミントオイル気になる〜。
ORIONさん
オピネルつかいやすいですよー☆
かなり重宝しますよー。
包丁でも黒錆加工できるみたいです!
ミントオイル・・・次のごみの日に捨てます。ミントの香りなんてしません(笑)