おばんでーす、マンマ(@manma1020)です
今回の記事はカーボンナイフの黒錆加工の仕方と、カーボンスチールとステンレスの違いについて解説します
黒錆加工するためにはナイフを分解しなければいけません
(正確には分解しなくてもできますが・・・。)
その分解の仕方もお伝えしていきたいと思いますが、分解は推奨されていませんので自己責任でおねがいします。
この記事のポイント
✅カーボンスチールとステンレスの違い
✅注意事項
✅分解道具
✅分解の仕方
✅黒錆加工とは
✅オピネルの黒錆加工の仕方
が書いてあります。
OPINEL カーボンナイフ黒錆加工と分解の仕方 まとめ
カーボンスチールとステンレスの違い、手入れ、見分け方
カーボンスチールとステンレスどっちがいいの?
まずは大きな違いは。。。
カーボン
とってもサビやすく手入れが大変ですが、愛着が湧きます。
ステンレス
手入れが簡単だけど切れ味はカーボンスチールの方が良い
カーボンナイフは料理で使った後、洗って置いといて一晩たっただけで、サビちゃいます。
ステンレスはサビない訳ではないけど、カーボンナイフに比べて断然サビづらい
みなさんはどちらにしますか??
キャンプを始めたばかりの人やキャンプ道具でナイフをはじめて購入する際、だいたいの人がどっちのナイフを買えばいいのか考える所だと思います。
たぶんこの記事にたどり着いたという事は、カーボン製を買ったけど手入れが大変で黒錆加工をしようとしてる人やカーボンスチールかステンレスで悩んでる人かと思います
僕も悩みました。
ではカーボンとステンレスの違いについてみていきましょう。
手入れ
個人的にはこれが一番の違いかなと思っています
因みに我が家ではオピネルのカーボン製(小さい方No8)とステンレス製(大きい方No12)を所持しています。
用途:キャンプの包丁として使用
手入れの手軽さで言えばステンレスが絶対的に楽です
ステンレスは水で洗って乾燥させるだけでも錆びません
ステンレスも絶対錆びない訳ではなく錆び難いだけなので水気はしっかりとって保管してくださいね。
カーボンスチールはめちゃめちゃ錆びやすいです。
夕食の調理で使い、軽く拭いて置いておいたら翌日には赤錆がぽつぽつと発生していました。
こまめに手入れをする必要があります。
果汁も錆の原因になりますね。
キャンプで使う→錆びる→研ぐ→キャンプで使う・・・ってな感じ。
切れ味
切れ味に関しては、カーボンスチールの方が切れ味が良いです。
理由は、カーボンスチールの方がステンレスよりも素材自体の硬度が高いからです。
だけどここ数年2本のナイフを使っていますが、目にわかるくらいの差はないですねー。
あくまでナイフを上手に砥げる人が砥いだ場合に差が出るというレベル。
キャンプ場で鈍くなった切れ味を復活させるのには、持ち運びに便利なシャープナーが便利です。キーホルダーサイズのシャープナーもあり、キャンプをする方は1個は持っておくと良いですね。
オピネル カーボンスチールナイフとステンレスナイフの違い、見分け方
刃の刻印
刃の根元のOPINLの刻印の下に【CARBONE】と書いてあるのがカーボンスチール製
同じく刃の根元のOPINLの刻印の下に【INOX】と書いてあるのがステンレス製です
あとは持ちの部分に 【CARBONE】 と書いてあったり、持ち手の色がオレンジのような茶色のような色がカーボンスチールで持ち手に 【CARBONE】 の表記がなく白っぽい色の持ち手がステンレスです
最近では持ち手の部分の色が青や赤、カーキだったりするものも販売されているようなので、持ち手の表記や刃の刻印で判断するか直接店員さんに聞くのが良いと思います
黒錆加工とは?
カーボンナイフはとても錆びやすいことがわかりました。
ではサビにくくする方法はあるのでしょうか?
本題に入ります。
カーボンナイフをサビづらくするには黒錆加工を行います
黒錆加工とは、赤錆が生じやすい鉄に対して、タンニンの被膜をかぶせることによって、赤錆の進行を防ぐ加工の事です
黒錆加工をしても年月が経ったり使い込んでいくと被膜がとれて赤錆がでてきますのでその時は再度黒錆加工します。
分解に使用する道具
- 金づち
- ペンチ
- ポンチ
- 木の台
オピネル 分解の仕方
※元々オピネルナイフは分解できるようにはできていないようなので分解最中に起きたケガなどは自己責任でお願いします。
ロックリングを外す
まずは持ち手と刃の部分を外して分解するのでロックリングを外します。
あえてロックをした状態で刃をペンチなどで挟めて引っ張ります。
けが防止の為、軍手や革手など装着して行うことをおすすめします
(指を挟めないように気を付けてください。)
勢いよくロックリングが飛んでいきますので無くさないように。
ピンを抜く
次にナイフを留めているピンを抜きます。
ナイフの持ち手のオピネル印字側かその裏側にポッチが付いていて、そこにポンチをあてがって上から金づちで叩きます。
なかなか難しくピンをピンポイントでたたく必要があります
分解しなくても黒錆加工はできるけど、少しだけ使いづらくなる可能性あり
(理由は最後に解説)
少しづつピンが抜けてきますのでペンチなどで挟めるくらいになったらペンチで引っ張ります
ピンが抜けたら分解完了!
コメント
黒錆加工なんてあるんですね。
オピネル使ったことがないもので初めて知りました。
包丁の赤錆防止にも使えるかな。
斧がなくても薪は割れるバトニング方法、期待しています。
それとミントオイル気になる〜。
ORIONさん
オピネルつかいやすいですよー☆
かなり重宝しますよー。
包丁でも黒錆加工できるみたいです!
ミントオイル・・・次のごみの日に捨てます。ミントの香りなんてしません(笑)