こんにちはマンマ(@FvYq5manma)です
コーヒーネタ3弾の今回はネルドリップです
ネルドリップとは
「ネル」と呼ばれる布のフィルターを使って、コーヒーをいれるドリップ方法です。
使い捨てではなく、何度も洗って使用します。
ネルは紙のフィルターよりも目が粗いので、コーヒーオイルが多く抽出されやすく、まったりと柔らかく甘い口当たりを感じると思います。
そんなネルドリップの基礎知識と、淹れ方についてご紹介します。
ネルフィルターの裏表
ネルの裏表は、どちらが正しいかではなく、どちらが好みかで使い分けます。
ネルは、ふわふわとした起毛の面とツルッとした面があり、一般的に起毛面が裏、ツルッとした面が表です。
味にも違いが出ます。起毛面を内側にするとコーヒーオイルがネルに吸収され、ペーパードリップに近いすっきりとした味になります。一方、起毛面を外側にするとよりコクが深くまろやかな味わいに。
新品ネルを使う前の儀式
新品のネルフィルターは、表面に糊や漂白剤、汚れなどが付着している場合があるので、煮沸してきれいにします。時間はだいたい20分です。煮沸したら水洗いをし、水気がなくなるまで固く絞ります。
しっかりと水気を取り除きましょう。
ネルを引っ張りすぎて、穴が空いたり生地が傷んだりしないよう注意してください。
ネルをハンドルにセット
我が家の豆の量はペーパードリップと同じで【2人前24g中細挽き】
ネルにコーヒー粉を入れたら粉を均しますこれもペーパードリップと一緒です。
サーバーとカップを温める
事前準備として、サーバーとカップに一度お湯を入れて捨て、温めておきましょう。こうすることで、淹れたコーヒーの温度低下を防ぎます。
お湯の温度は95℃くらいで行っています。温度計など我が家にはないので、小さな気泡がプツプツとたくさん出てきたら95℃としています。
因みにサーバーもネル用がありますが一般的なサーバーで代用できます。
蒸らし
まず少量のお湯を、コーヒーの粉全体にまんべんなく含ませるように静かに注ぎ、30秒くらいそのまま置いて蒸らします。この「蒸らし」は、コーヒー粉にお湯をなじませ、コーヒーのおいしい成分を抽出しやすくする大切な工程のため、必ず行いましょう。
抽出
サーバーの目盛りを目安にしながら杯数分のお湯を、ハンドドリップと同様に中心から「の」の字を描くように注いでいきます。3回くらいに分けて注いでいきますが、表面にできた泡の山が沈んでしまわないうちに次のお湯を注ぐようにします。この時、ネルフィルターに直接お湯をかけないように注意しながら注ぎましょう。抽出液がサーバーに落ちきったら抽出完了です。
ネル使用後・・・。
使い終わったネルフィルターは、煮沸して布に付着したコーヒーの粉を取り除きます。
コーヒー粉が残っていると脂肪分が空気に触れて酸化し、嫌な臭いがネルについてしまい、味にも悪影響を及ぼします。
煮沸した後は、冷水を入れたタッパなどに漬けて冷蔵庫内で保管します。
※水は毎日取りかえてください。
最後に
どうでしたか?
ネルドリップはネルの保存が面倒なこともありますが、その向こうにはペーパードリップにはない新しい味を味わえます。
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