クエン酸の液に鉄板を浸ける
桶に鉄板が浸る位、水を入れ、クエン酸の粉を一袋入れます。
チェックポイント
僕は少しでも早く水に溶けるように熱湯を追加で注ぎました。
このまま浸け置き、一晩待ちます
一晩つけ置きすると、サビやらコゲのようなものやら剥がれて浮いているのがわかります。
洗い〜水分を飛ばす
水でしっかりとクエン酸を洗い流します。
洗剤を付けずスポンジで軽く洗うのも有りです。
洗ったあとは完全に鉄板から水分を取り除きたいのでガスで熱して水分を飛ばします
シーズニングも忘れずに
鉄板のシーズニングに適したオイルは、乾性油と呼ばれるものです。
乾性油とは、空気に触れると酸素と反応して固まる性質を持つ油です。
代表的な乾性油は亜麻仁油・えごま油・なたね油・大豆油です。
完全に水分を飛ばしましたら、シーズニングをおこないます。
キッチンペーパーにオイルを少量つけ、鉄板に万遍なく薄く塗り拡げます。(火傷注意)
余ったオイルはふき取ります
因みに鉄板のシーズニングはオイルですが、メスティンのシーズニングは米のとぎ汁です
完成です
9割方サビが取れました。
やはりどうしても取れにくいのは角っちょですね。完全におとしたい場合は歯ブラシなどで少し擦ってみましょう。
またはキッチンペーパーにクエン酸水やレモン汁を浸けて角のサビのひどいところにつけておくと取れやすいです。
以上のやり方は錆が強い時のやり方で、一気に錆を落とすやり方です。
あまり錆が強くなければ
➀金ダワシ→②洗う→③焼いて水分飛ばす④スポンジ→⑤洗う→⑥焼いて水分を飛ばす以降④⑤⑥を繰り返す
この工程を行い、錆が落ちたらシーズニングを行う
まとめ
鉄板のサビ落としは簡単です
バーベキューに使う鉄板は食物を焼いたりするのでサビ落とし用のクリームは使いたくありません。
そこで活躍するのはクエン酸。
クエン酸はレモンなどの食品に含まれる成分なので鉄板に使用しても安心です。
直接食品が付かない所には、クエン酸の他には歯磨き粉などの研磨剤の入った物で磨くのも良いですが、地金まで出てしまうこともあるので注意が必要です
鉄板が浸け置きできるくらいのものに鉄板を浸け、クエン酸の粉を入れ一晩待ち、翌日しっかり水洗いするのが簡単です
クエン酸はあくまで『酸』なので手肌や目などに入ると失明や手荒れの原因になることもあるためゴーグルやゴム手袋などの装着をおすすめします。
強い錆びでなければ金ダワシとスポンジヤスリを使い錆を落とすこともできます
両方に共通することですが、シーズニングを行う事で、オイルは薄塗りで、残ったオイルはふき取りましょう。
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