こんにちはマンマ(@FvYq5manma)です。
キャンプでの調理に欠かせないアイテムの一つであるアルコールストーブ。
コンパクトで軽量、そして燃料の入手も比較的容易という点から、多くのキャンパーに愛用されています。
どのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか??
今回は、アルコールストーブの特徴を詳しく解説していきます。
また最後に簡単にDIYできたので作り方も紹介します。
興味のある方は是非見てね。
- この記事には(この記事を読むべき人)
- ✅アルコールストーブに興味を持ち始めた
✅アルコールストーブの購入を検討中
✅アルコールストーブをDIYしたいと思った人
✅アルコールストーブを知らない人
ブログランキング参加中です
ポチっとしてくれると順位が上がるので押してくれると嬉しいです
キャンプでアルコールストーブを使うメリットとデメリットについて 結論
コンパクトで軽量、そして燃料の入手も比較的容易という点から、多くのキャンパーに愛用されています。
アルコールストーブのメリット
1. 軽量・コンパクト
2. 安定した燃焼
3. 燃料の入手が容易
4. シンプルな構造
5. 環境負荷が少ない
アルコールストーブのデメリット
1. 火力が弱い
2. 火力調整が難しい
3. 予熱が必要
4. 風の影響を受けやすい(風防なしの場合)
5. 料理の種類が限られる
メリットもデメリットもありますが、ULキャンプを目指しているキャンパーには最高におすすめなキャンプギアとなります
しかしファミリーキャンプで使おうとなると役不足になる場合があります。
DIYは簡単で材料はほとんど100均で調達が可能です
アルコールストーブで使うものを入れるケースも100均で購入可能で非常にコスパが良かったです
では、詳しく解説していきましょう
まずは知ってほしいこと
気をつけなければいけない
燃焼用アルコールは引火点が11℃という事でしっかり管理しないと冬のキャンプでは引火までに時間がかかります(引火しないこともある)。
(ガス缶も冬場はドロップアウトする。)
ガス缶・アルコール共に炎が青いので昼間など明るい所で使用すると炎が見えづらい。
危険物なので常に気を付けて使用する事。
絶対やってはいけないこと
- アルコールストーブの炎が消えていない状態で燃料注ぎ足し!
- 炎へアルコールを近づければ一瞬で引火します
やってしまうと容器ごと爆発する恐れがあります。
アルコールを注ぎ足す場合は火が確実に消化されていることを確認しましょう。
(明るいと火が見えないので注意)
- 少量の燃料で点火
- 燃料がアルコールストーブ内に少ない状態で点火をすると、爆発・飛散する恐れがあります。
キャンドゥのアルコールストーブが発売された頃、引火時に飛散するという記事をみたことがありますが、この為かもしれませんね。
キャンドゥのアルコールストーブの箱にも使用方法として
『アルコールは本体の3分の2を目安に入れてください』と書いてあります。
なので80ml容量のキャンドゥのアルコールストーブには 3分の2を目安なので52mlくらいは入れないといけませんね。
以上2点が爆発・飛散の原因です。
怖く感じますがそれが普通です。
危険物と火を使うので常に注意しながら使用してください。
アルコールストーブを使うメリット
1. 軽量・コンパクト
アルコールストーブは、ガスストーブやガソリンストーブに比べて非常に軽量コンパクトです。
そのため、バックパックキャンプなど、荷物をできるだけ減らしたい場合に最適です。
登山用の小型のものから、ソロキャンプ向けの少し大きめのものまで、様々なサイズが用意されています
アルコールストーブだけなら約105g
アルコールストーブ使用時に使うものセットだけでも360g
100均のアルコールストーブと五徳などを変えると更に軽量できる
エバニュー「チタンアルコールストーブ EBY254」は名前の通りチタン製なので、軽量化を求めるならこちらをおすすめします
使用する度に素材がチタン独特の青みがかってくるのが特徴。
その変化の美しさに惹かれて選ぶ方も少なくありません。
小型クッカーにすっぽりと収まる収納性もポイント。
重量34g
サイズ:直径7.1×高さ4.2cm
参考としてシングルガスバーナーとガスのセットで約600gでした
2. 安定した燃焼
アルコールは比較的安定した燃焼をするため、風などの影響を受けにくいです。もちろん、風防を使用することでさらに安定した燃焼が期待できます。
また、燃料が尽きそうになっても、炎が急に消えることが少なく、だんだんと弱くなって安全に使用することができます。
3. 燃料の入手が容易
アルコール燃料は、ドラッグストアやホームセンターなどで手軽に入手できます。また、燃料自体も比較的安価であるため、経済的です。
4. シンプルな構造
アルコールストーブは、構造が非常にシンプルです。
そのため、故障しにくく、メンテナンスも簡単です。
真ん中の大きな穴から燃料用アルコールを注ぎます。
底部にある小さな隙間から外周部にアルコールが流れ入ります
真ん中の穴の部分に火をつけると、その熱で本体が温まり、外周部に入ったアルコール燃料の気化が進みます。
ガス化した燃料が燃焼孔から吹き出し、そのガスに火が移って本燃焼が始まります。
5. 環境負荷が少ない
アルコールは燃焼時に二酸化炭素と水しか発生させないため、環境負荷が比較的少ない燃料と言えます。
アルコールストーブのデメリット
火力が弱い
アルコールストーブは、ガスストーブなどに比べて火力が弱いです。
そのため、水やスープを沸かす程度であれば問題ありませんが、炒め物や煮込み料理など、強火が必要な調理には不向きです。
カップラーメンのお湯を沸かしたり、コーヒーやコーンポタージュなどの軽食程度が向いています。
火力調整が難しい
アルコールの燃焼量を調整するのは、燃料の量を調整する以外に有効な手段がありません。そのため、細かい火力調整が難しい点がデメリットです。
高火力はあまり期待できないので、中火から弱火を取っ手付きの消火蓋操ります。
予熱が必要
アルコールストーブを使用する際には、アルコールに火をつける前に、予熱をする必要があります。
予熱時間が長いと感じる人もいるかもしれません。
風の影響を受けやすい(風防なしの場合)
風防を使用しない場合、アルコールストーブは風の影響を受けやすく、炎が消える・火力が弱いことがあります。
料理の種類が限られる
火力が弱く、火力調整が難しいことから、アルコールストーブでできる料理の種類は限られてしまいます。
コーヒー、お茶、スープなどの温かい飲み物や、カップラーメンなどお湯で調理できるものなら作れますが、長時間炒めたりするのには不向きです
アルコールストーブの選び方
五徳はあるか?
「五徳は本当に必要なの?」と疑問に思う方もいるでしょう。
五徳は必要なんです
炎を安定させる:
アルコールストーブの炎は直接鍋底にあたると、鍋底が熱くなりすぎて焦げ付きやすくなるだけでなく、炎が消えてしまう可能性もあります。
五徳があることで、鍋と炎の間に空間ができ、熱効率が向上し、安定した燃焼が可能になります。
100均で販売されている五徳もあります、手軽に入手できる点が魅力です。しかし、材質や形状、安定性など、製品によって品質に差があります。
高価なアウトドア用品を購入する前に、試しに使ってみるのに最適です。
風防はあるか?
アルコールストーブは、その構造上、風の影響を受けやすいという特徴があります。風によって炎が揺らぎ、火力が不安定になったり、最悪の場合、消火してしまう可能性も。特に、強風下のキャンプでは、風防の有無が調理の成否を大きく左右します。
アルコールストーブと風防が一体型のコンパクトなアルコールストーブもあります。
五徳と同じく風防は100均でも販売はあります
消火蓋(取っ手付きの蓋)はあるか?
フタがあると、消火だけでなく火力調整もできて便利です。
消火フタを開閉することで、弱火~中火といった調整ができるため、料理に応じて火力を合わせられます。
容量に注目
400mLの水を沸騰させるには、30mL程度の燃料が必要だと言われており、基本的にタンク容量が大きいほど燃焼時間は長くなります。少なくとも30mL以上を目安に使い方に合わせて選択しましょう。
素材に注目
アルコールストーブの素材は、重視するポイントに合わせて選びましょう。たとえば、コストを優先する人は、アルミ製を検討してください。1000円以下と安価な傾向があります。
100均ではキャン★ドゥでアルミ製のアルコールストーブの販売をしています
持ち運びやすさ重視の人は、チタン製をチェックしましょう。素材自体はアルミよりも重いものの、少ない材料で薄く成形できるため、軽量な商品が多い傾向があります。自転車を使ってキャンプをするバイクパッキングや、登山を楽しむ人など、できるだけ荷物を軽くしたい人にはうってつけです。
経年劣化による素材の味わいを楽しみたい人には、真鍮製がぴったり。銅と亜鉛の合金である真鍮は、金色に輝いており黄銅とも呼ばれます。使い込むほどに味わいが増す、ヴィンテージ感にあふれた外観は、眺めているだけで惚れ惚れするでしょう。長く愛用したい人は注目してください。
アルコールストーブセットを収納するちょうど良いケース
巾着袋に入れて持ち運ぶのもいいですが、ちょっとカッコよく持ち運んでみませんか??
Daisoで販売しているマルチケース300円(税込み330円)
商品サイズ:23cm×5cm×16cm
JANコード:4549131904055
アルコールストーブをDIYしてみよう!
アルコールストーブは100均にある道具だけで作ることができます。
非常に軽量で、バックパックキャンプなどのミニマムなキャンプを目指す方にはおすすめです。
そして自作なので他にはない自分だけの物ができます。
ガス缶よりも燃焼用アルコールは安価でコスパも良い
材料はほとんど100均で調達可能
- 空き缶2つ
- カッターの刃
- サインペン
- 紙
- はさみ
- ホッチキス
- ペンチ(ラジオペンチあれば尚可)
- コンパスカッター(100均にあり)
- 画鋲かドリル(穴のあけれるもの)
100均にあるものでできますね!
アルコールストーブの作り方
空き缶を二つ用意します
使うのは缶の底です
紙を敷いて缶の底を型取とジェット孔作り
缶底の内径をサインペンで縁取りし、ハサミでカットします。
型取ったら今度は更に小さくするためにはさみで切ります
缶の底に入るくらいまで小さく切れたら缶の底のふちにジェット孔を作るための穴の位置を決めます。
ジェット孔は画鋲で穴開けます。(ドリルがあれば時短できます)
※この缶がアルコールストーブの上部になります。
型紙を4回折りたたんだら16方向に印が付けれます。
だいたいでいいですよ、ずぼら式なんで(笑)
本体上部・下部作り
次は缶を切断し本体上部下部を作ります。
缶の下から4㎝くらいの高さにカッターの刃を当てて缶をくるくる回し、缶に傷をつけていきます。(アルミホイルの箱の上に刃を置くとだいたい4㎝ぐらい)
ある程度回し続けると爪で押すとペリペリと簡単に切断できます。ケガ注意
で、それを二つ作ります。(2個目は4㎝より若干低く)
二個目の缶はアルコールストーブ下部になります。
燃料注入口作り
次はコンパスカッターで缶の底に傷をつけて穴を開けます
先ほどの切断より根気がいります。
ひたすらくるくる回して傷つけます。
ここが予熱室となりアルコールを入れる場所になります
頑張ってください( `ー´)ノ
燃料注入口とジェット孔の仕切り作り
余った缶の切れ端で4㎝幅の仕切りを作ります
本体上部下部が合体しやすいようにくぼみを作る
下部缶にペンチでくぼみをつけていきます。これは上部・下部のアルミ缶を組み合わせやすくするためです。
先ほど作った仕切りを
(丸めたのをホチキスで固定する。)
下部缶に組み合わせします
完成です。
アルコールを注入しチャッカマンで点火
燃料を注入したら黒三角を通りジェット孔に流れていきます。
予熱中は燃料注入口でのみ炎があがります。
予熱後、ジェット孔からも炎が出始めます。
本燃焼です。
一家に一台どうですか?
家に無いとすれば、コンパスカッターくらいでは?
他は家にありそうなものでできます。
ちなみに空き缶の感じが嫌であれば周りを紙やすりでこすってやればいいと思います
周りをやすりでこすった初号機です。
かなり味がありますね。
燃焼実験
自作アルストとキャンドゥアルストで燃焼実験しました二次燃焼(本燃焼)が早いのは?長く燃焼し続けるのはどっちかな?
まとめ
アルコールストーブは、軽量コンパクトで燃料の入手も容易というメリットがある一方で、火力が弱く、火力調整が難しいというデメリットもあります。
これらのメリットとデメリットを理解し、自分のキャンプスタイルに合ったアルコールストーブを選び、安全に使いこなすことが大切です。
ブログランキング参加中です
ポチっとしてくれると順位が上がるので押してくれると嬉しいです
InstagramやTwitterでもキャンプ情報を発信しています
フォローお願いします
したっけ、また!
マンマでした!
コメント
>一家に一台どうですか?奥さん?
奥さんじゃありませんが(笑)わが家にもあります。
マンマさんのアルストほど炎は立ちませんが、川原でちょっとお茶を温めるとかには充分です。
夕暮れにあの炎を見ているとなぜか落ち着くんですよね。
今の課題はカップを載せる五徳探しです。