おばんでーす、マンマ(@manma1020)です
春になるとキャンプのグリーンシーズン・山菜シーズンが到来し、山に入る人たちが増えると思います。
そして、春とともに冬眠が終わり熊が巣穴から出てきます。
最近では人間が山に入らなくても熊の方から市街地の方へ出てくることも・・・。
北海道キャンプ場 熊(ヒグマ)について基礎知識 もしも出会ってしまったら 総括
北海道では今の所、キャンプ中、ヒグマに襲われた・被害に遭ったなどの情報はありません。
しかし、本州ではテントごと引きずられたという事例あり。
2022年札幌市の住宅街に現れたヒグマが人を襲い逃げ回る様子がテレビで放送されました
最新だと2023年5月朱鞠内湖の離れ島で釣り人が襲われたしまった獣害事故も発生してしまいました。
ヒグマは臆病な動物ですのでヒグマも人間には会いたくありません
野山に入るときは事前に自治体のホームぺージや看板などでヒグマ出没情報を確認してください。
ヒグマの習性などを知り出没する時期・時間帯・場所は避けましょう。
キャンプ場では食べ物を出しっぱなしにしない・ゴミはしっかり持ち帰る
出来れば就寝時は車に片づけられると一番良いです。
ヒグマの他に、キツネやテンなども食べ物を狙っているからです。
各市町村でもヒグマの目撃情報や足跡・フンの情報が市町村ホームページで更新もあります。
○○市 熊
○○町 熊
と検索するとだいたいは市町村のHPが出てきます。
熊出没状況が気になる方はお試しあれ!
環境省のレッドリストでヒグマが、2025年度にも除外される見通し
ヒグマの生息数の回復が顕著なことなどが影響したとみられる。
レッドリストの影響力は強く、貴重な野生動物として社会に認知されてきたヒグマの位置付けが変わることになる。
春クマ駆除によって大きく数を減らし、レッドリストに載ったのは約30年前の1995年頃
今後ヒグマの出没にどう影響してくるのか気になる所ですね。
因みに2020年時点での北海道内の推定生息数は1万1700頭と、30年前の5200頭から倍増したようです。
2021・2022年・2023年
コロナ禍で人間が野山にあまり入らなかったせいか?エサが山に無いのか?クマが山里に下りてきたり目撃情報や足跡などが多くありました。
人間が森に入りやすいように整備した結果野生動物も里に来やすい環境になってしまったと言われています。
そして2023年は全道でヒグマの目撃が頻発しています
2022年のこの映像は覚えていますか??
犬じゃないんです、ヒグマなんです。
旭川市も札幌市も川の町ですから橋が沢山あります。
旭川市は旭橋・旭西橋・花咲大橋など主要な橋だったり、学校が沢山あります。
テレビなどで報道されていたのは市街地に出没したからであって、少し離れた郊外では2021.7.20現在でも出没や形跡などは見つかっています
2020年は本州のキャンプ場で襲撃されたというニュースも見ました。
各市町村でもヒグマの目撃情報や足跡・フンの情報が市町村ホームページで更新もあります。
○○市 熊
○○町 熊
と検索するとだいたいは市町村のHPが出てきます。
熊出没状況が気になる方はお試しあれ!
ヒグマは日本でも北海道だけに生息している日本で一番大きな陸上生物です。
かつては道内全域に生息していましたが駆除を中心とした捕獲により減少していきました。
最近ではヒグマの生息域は回復傾向で、生息数も増加しています。
北海道とヒグマは切っても切り離せない関係であり、大都市札幌でさえ住宅地にヒグマが出没します。
ヒグマやその他の野生動物と正しく付き合っていくにはどうすればいいか?
それは、相手を正しく知る事。
- この記事には
- ✅覚えておくべきヒグマの基礎知識
✅もし出会ってしまったら
✅熊スプレー
について書いてみました。
サスティナブルなアウトドアブランド【Qaou(カウ)】熊(ヒグマの基礎知識)
【体長】
オス200㎝
メス150㎝
【体重】
オス150-400㎏くらい
メス100-200㎏くらい
2007年11月にえりも町で捕獲された個体は推定17歳のオスで体長195㎝、体重520kgの巨大グマでした。体長では北海道最大級のヒグマ(北海太郎)に及ばないものの体重は太郎を超えています。
※体長とは四つん這いの状態の大きさの事で、立ち上がると体長よりも高くなります
【視覚】
ヒグマは夜間でも活動するため夜目は効きますが、視力自体ははあまり良くないと言われており、視力は人間の方が良いようです
【嗅覚】
ヒグマはとても鼻が良く、優れた嗅覚を持っています。数キロ先の匂いも嗅ぎつけると言われています。
臭いにとてもに敏感で土に埋めた家畜等の死体を探り当てて食べてしまうことも。
数十センチ程度の穴ではヒグマに掘り返されてしまいます
ゴミは必ず持ち帰りましょう。
【聴覚】
耳がとても良く、音に敏感でヒグマは嗅覚と聴覚に頼って行動します。
山を歩く際、鈴やラジオなどで人間の存在をヒグマに気づかせるのはこの優れた聴覚を利用したもの。
逆に言えば、嗅覚と聴覚がうまく機能しない場面では人間の存在に気づきにくことも。
風が強く吹いたり、川や沢の水音によって人間の発する音がかき消される場合など。
嗅覚だけでは風下に人間がいる場合など気づかれにくいので要注意。
【臆病】
そもそもクマは臆病で、クマがその優れた嗅覚で人間の存在に気付いたときは、クマの方から人間を避けてくれています。
【その他】
- 時速50㎞くらいで走ることができ100mを7秒台前半で走れるようです
(オリンピック選手でも逃げれませんね) - 泳ぎも上手
- 木登りもできます
- 寿命はおよそ30年
- ヒグマが立ち上がった時は威嚇しているわけではなくあたりの様子をうかがっていますので焦って走って逃げたり大声を出さないこと
- 子熊を見つけたら引き返すこと。
近くに母熊が居ます。子熊に近づくと母熊が子熊を守るために襲い掛かってくるかもしれません。
もしもばったりヒグマ発見してしまったら・・・。
とにかく「落ち着くこと」が大切!
・・・っといってもいざとなると難しいですよね。
2022年現在、小学6年生の息子(コタ)にクマを発見したらどうするか聞いてみました
そんなもん両手を広げて体を大きく見せるでしょ!
そして大声を出す!
チェックポイント
熊と自分の距離や熊がこちらに気付いてるか否かで対処法が全然違ってきます
コタの言っていることは間違いではないが、これは最後の最後の最終的な対処法なのです。
じゃあどうしたらいいの?
クマがこちらに気付いていない
気付かれないように、その場から離れましょう。
クマがこちらに注目または気付いている
クマの様子をみながら、ヒグマの移動する方向を見定めつつ静かにゆっくりと、その場から離れましょう
多くの場合はヒグマの方から立ち去ります。
絶対に走って逃げない
走って逃げた場合、かなりの確率でヒグマはあなたを追いかけてきます。 人間の足ではヒグマから逃げられません。絶対に走って逃げないでください。
ヒグマは時速50キロで走ることが可能で、最高時速は60キロに達すると言われています。
ヒグマを興奮させない
ヒグマを無駄に興奮させてはいけません。
たいていのヒグマは人間を認識すると立ち去ります。
こちらが背を向けて走って逃げたり、大声をあげてヒグマを刺激しないようにしましょう。
走って逃げるものを追う習性があると言われてます。
×死んだふりは有効ではない。
昔から言われている死んだふりですが、クマは死体も食べるため有効ではありません。
ただ横たわるだけでなく、うつ伏せになり、手で頸部を保護するという手法を北海道でも推奨している自治体や団体もあります。
クマの目的によっては助かることもあるかもしれませんが、場合によっては危険だと思います。
もしかしたら近づいてくることもあるかもしれません
荷物を置いてクマの気を引く
服や帽子、なければ木の枝などでも何でも(食べ物は×)ヒグマの気をそらすために置いてみましょう。
※絶対取り返してはいけません。
ヒグマは自分の所有物と認識しています。
どこまでも追いかけてきて取り返そうとします。
※食べ物がダメなのは、「人⇒食べ物」と学習させてしまうからです。食べ物を与えたヒグマは次に別の人を襲うかもしれません。
上記の行動をとっても接近をやめない場合、興味本位または捕食目的で近づいている可能性があります。車内や屋内、なければ木の上などに退避しましょう。 さらに距離が50m以内でクマが明らかに人を意識しながら接近を続け、逃げ場がなく、逃げ切れそうになければ、強気に対応しましょう。倒木や石の上に立ち、自分を大きく見せ、大きな声と音をたてて威嚇しましょう。2人以上いるときは、まとまって行動しましょう。
クマ撃退スプレーを持っていれば、噴射の準備をしましょう。
その他、棒など武器になりそうなものを手にとりましょう。
距離をだんだん詰めてくる威嚇する
声を出して威嚇しましょう。
投石などで追い払った実例もあります。
・・・が、確実なものはありません。
ヒグマの様子をうかがいながら、状況に応じて対応しましょう。
ヒグマに出会ったらどうするかを考える前に・・・。
出会わないようにするにはどうすればいいかを考える。
ヒグマは臆病な動物ですのでヒグマも人間には会いたくありません
野山に入るときは事前に自治体のホームぺージや看板などでヒグマ出没情報を確認してください。
ヒグマの習性などを知り出没する時期・時間帯・場所は避けましょう。
キャンプや登山などでマナーの悪い人たちが残していった食べ物や空き缶などのごみがヒグマを引き寄せてしまいます。
野生動物を呼び寄せないという事も必要です。
北海道の人間は
キツネ=エキノコックスという事を小さい頃に親から教えられ、近くにキツネが居ても呼びよせたり、エサは絶対やりません。
観光地に行きキツネが居たらかわいいーって車を降り写真を撮ったりエサをやったりする光景を見ますがよくありません。
熊も同様、エサやりは絶対してはいけません。
人間に恐怖心を覚えなくなります。
人間に恐怖心がなくなった熊・人間の食べ物の味を覚えた熊は駆除しなくてはなりません
実際僕も知床が世界遺産になる前に行った際、知床峠で道路を歩く野生のクマを初めてみました。
車内にいましたが怖かったです。
自然公園法が改正されたようです↓↓↓
したっけ、また!
マンマでした!
マンマでした
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